グレンデールの松聲庵にてガールスカウト66038団(サウザンドオークス) が茶道デモンストレーションを見学した｡ 父兄を合わせて20名程が参加して初めての薄茶を味わった。

阿部幹事長は茶道の歴史や作法を分かりやすく説明し、日本庭園を案内してから待合から席入を見せて低学年の女の子達が茶道を理解できるよう工夫をした｡

正客の大島宗治の隣には6人のガールスカウト達が連座した｡ そのうち数人は和の装いであった。

亭主のマシアンダロ宗恵が運び薄茶点前を披露した。半東のグテレス宗結と正客がガールスカウト達に分かりやすく作法を教えた。茶碗を両手で大切に扱い、時計回りに回してから口を付けるなど説明を受けて、初めての事ばかりを沢山体験してお茶とお菓子を楽しんだ。

水屋担当の中森宗陽は経験豊かであり、迅速にお茶とお菓子が皆に振る舞われた。

四季の花蒔絵の棗(山中塗)は爽やかな初夏に相応しく、友好という銘の茶杓は東大寺二月堂の修二会で使用された松の木で作られており、混沌とした世の中で何が大切か？と我々一同に問いかけたかもしれない。