サウスコーストボタニックガーデン デモンストレーション2024年2月18日(日)
2024年2月18日、日曜日にサウスコーストボタニックガーデンにて初めての裏千家茶道デモンストレーションが行われた。パロスバーデスにあるこの植物園の会員を主に対象として、屋外のローズガーデンにて御園棚の点前を披露した。参加者のほとんどは茶道の点前を見たことがなく抹茶を飲むのも初めてで、阿部宗真幹事長が解説を務め、茶道の歴史や点前、客の作法など様々なことを解説し、参加者は興味深く聞き入っていた。一期一会をテーマに、お道具が取り合わせられ、能登震災への祈りとともに茶杓には輪島塗の宝ずくしが使われた。小川社中より石井かれん氏、坂井貴之氏がそれぞれ亭主と半東を務めた。点前の後、お菓子と呈茶を実際に観客に味わってもらい、参加者をもてなした。参加者はお道具や歴史、茶道の精神など様々なことに興味をもたれ、点前が終わった後も多くの質問をされ、茶道文化を広める大変有意義な機会となった。