2026年4月23日 オクシデンタル大学日系学生連合

オクシデンタル大学日系学生連合
2026年4月23日
オクシデンタル大学

裏千家淡交会ロサンゼルス協会は、4月23日、オクシデンタル大学日系学生連合の学生33名を対象に、御園棚点前のデモンストレーションを行った。

学生は、亭主臼井宗真氏、半東ウンブリアコ宗記氏の務める点前を見学し、正客を務めた広瀨宗理氏が、次客として参加した学生を導いた。ダフィー宗羽氏は茶道の歴史および点前の解説を担当した。

床の間には、茶道の精神を表わす、山下老師筆「和敬清寂」の色紙が掛けられ、季節の花が萩の花入に生けられた。主茶碗には、春の麗らかな陽気にふさわしい、花咲く山の上を吉祥の雲がたなびく意匠が施された、景雲作勅題「丘」が選ばれ、棗には、桜と紅葉を描いた雲錦蒔絵が施された朱色の溜塗中棗が用いられた。茶杓は、裏千家の紋である銀杏の蒔絵が施されたもので、銘は「初心」。素直な心で学ぶ喜びを持ち、初心を忘れぬ誠実さを表す誠にふさわしい御銘であった。

学生たちには、茶道指導者の児玉宗信氏手製の、桃の形をした主菓子が振る舞われた。「三千年草」と名付けられたこの菓子は、長寿と魔除けを象徴するものである。学生たちが和菓子と抹茶を楽しみながら茶道の美しさへの理解を深めた姿は、誠に喜ばしく、意義深い会であった。