2023年5月21日(日) 春から夏へ茶会

春から夏へ
Shoseian
2023年5月21日(日)

「春から夏へ」英語部主催ファンドレイジング茶会

2023年5月21日(日)、裏千家淡交会ロサンゼルス協会は、今年最初のファンドレイジング茶会を、グレンデールのブランドライブラリーの茶室松聲庵で開催した。このイベントは茶道初心者や茶道に興味のある人を対象としたもので、英語圏の聴衆に日本の文化を広げるために行われた。

午前10時から昼下がりまで4席を設け、83人の参加者をもてなした。席入り前には、協会員が裏千家の伝統について、ポスターやテキストを使用しながら丁寧に説明した。お茶のイベント中、ナレーターは茶室のリラックスした雰囲気のなかで茶道の作法、歴史、背景を詳細に分かりやすく解説した。

 

このイベントは協会の英語部が主導し、部長のジェニファー・カング氏、幹事長のアン・阿部氏、副幹事長の美樹・ギル氏と上田理紗氏が中心となって執り行われた。ロサンゼルス群の各地からさまざまな社中の英語部のメンバーが参加し、それぞれ亭主や半東などの役を務めた。多くのボランティアの協力のもとに、参加者全員にお茶とお菓子を振る舞った。来賓には青島尚重首席領事ご夫妻とご子息、ジャパン・ハウス館長の海部優子氏、松聲庵館長のマイク・ベルザー氏を迎えもてなした。

友情と和敬清寂の精神に基づき、イベントのテーマ「春から夏へ」にそった茶器、茶道具が慎重に選ばれた。掛軸は宝林寺住職管長・福本積應老師作「青山緑水」、主茶碗はフィンランド製、その他の茶碗はアメリカ製、京焼、唐津焼、萩焼など日本の歴史ある窯元の茶碗も使用された。 茶杓は「芽ばえ」と裏千家14代淡々斎作「四季の友」が用いられた。英語部のメンバーが一堂に集まり、茶道の精神を幅広い聴衆に広める素晴らしい機会となった。

 

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