デモンストレーションポラリス学園2023年5月13日
2023年5月13日(土)、ソーテルの日本語補習校ポラリス学園にて、茶道デモンストレーションを行った。今回のデモンストレーションは小学4年生から高校3年生が対象で、2回に分けて行われ34人が参加した。
解説の⽯橋朋⼦(⽯塚社中)より簡単な導⼊があり、亭主マシアンダロ宗恵が御夫君⼿製の沢胡桃材の⽴礼棚にて点前を始めた。半東はル ロウ(⽯塚社中)、正客をベルホグラドヴァ オルガ(マシアンダロ社中)が受け持った。学院の書道教師による⾊紙「邪気⼀掃」に⾒守られ、花⼊に⽣けられた菖蒲、兜の茶碗や登鯉の蓋置など、端午の節句のテーマに沿って、薄茶が点てられた。薄器は「独楽」、茶杓は「吹き流し」であった。児童は前のめりになり、惹き付けられていた。⾼等部の⽣徒から、デモンストレーションを⾒て「清められた」という感想もあった。
その後、茶点てワークショップに移った。⽇本から取り寄せた個包装のお菓⼦をいただきながら、どのようにお茶を点てるか⾒てもらい、衛⽣⾯を考えての使い捨てカップにて実際に挑戦した。それぞれが思うがままに茶筅を動かし、⾃分が点てたお茶を楽しそうに飲んでいた。
サポートの⽯塚宗初、幹事⻑ 阿部宗真、監事 ⼤島宗治も初⼼に帰った⼼持ちであった。引き続き、若い世代に向けた茶道普及をしてまいりたい。