２０２３年８月１２日と１３日に、リトル東京にある日米文化会館（JACCC）にて、裏千家淡交会ロサンゼルス協会から１４社中が参加して、４年ぶりに二世週祭での茶道紹介、呈茶を行った。両日午前１１時から午後３時半まで合計１４席を設け、３５０名以上の一般客が参加し、来賓には曽根健孝総領事ご夫妻を迎えもてなした。デモンストレーションは文化会館内の四畳半の茶室で行われ、床には前大徳寺福本積應老子による「瀧」の掛軸、団扇型加賀蒔絵香合、時代竹籠花入には木槿、カンナ、矢筈の花が飾られた。其々の社中がさまざまな茶道具や棚を使って、納涼感を表す夏の手前を披露し、薄茶は今年１００歳を迎えられた鵬雲斎大宗匠御好みの小山園製松柏、お菓子は児玉宗信氏とロサンゼルス淡交会会員の協力を得て作られた、金箔をあしらい涼しげな色合いの「みぞれ羹」を竹の葉を添え用意し、呈茶席でお客様をもてなした。日曜日には二世週祭クイーンとプリンセス一行も来場し、どの席にもたくさんのお客様が参加し、大盛況の二日間となった。