2025年1月7日、裏千家淡交会ロサンゼルス協会は、ジャパンハウスで開催された「Masters of Carpentry: Melding Forest Skill and Spirit」展にて茶道デモンストレーションを行い、来場者は、実物大に再現された歴史的茶室、「蓑庵(さあん)」前に設けられた茶席で茶道を体験した。

ロビンソン宗心社中が、御園棚を使った立礼点前を披露し、茶道の歴史や点前について解説した。

道具は、季節感のある新年をテーマにしたものが用いられ、西部文浄老師筆の短冊、(画讃)若松絵と『千年翠』(松の木は千年変わることなく緑を保っている)が、季節の花と共に飾られた。美しい梅の花と竹が描かれた水指も使用された。

来場者には、椿の形をした「姫椿」という和菓子と共にお茶が振る舞われた。